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V800は内蔵のGPSにより、様々なアウトドアスポーツにおける正確な速度や距離を測定し、またセッション後にPolar FlowアプリおよびPolar Flowウェブサービスのマップ上でルートを確認できます。

V800には、以下のGPS機能があります。

  • 距離: セッション中とセッション後に、正確な距離を表示します。
  • 速度・ペース: セッション中とセッション後に、正確な速度・距離を表示。
  • レースペース: ペースの維持や、設定距離に対する目標タイムの達成をサポートします。
  • ランニングインデックス: ランニングインデックスは、ランニング中に測定された心拍数、速度、高度のデータを基に判定されます。 これは有酸素運動能力とランニング効率の両方から、あなたのランニングパフォーマンスのレベルを表示します。 さらにV800のランニングインデックスは、ランニング中の上り下りも判断します。
  • スタート地点に戻る(Back to start): スタート地点への方向をガイドし、また、そこまでの最短距離を表示します。 ボタンを押すだけでスタート地点の方向が分かるので、安心して知らないルートにも挑戦できます。
  • ルートガイダンス: 過去に記録したルート、およびPolar Flowでシェアされたルートをたどります。
  • 省電力、長時間セッションモードおよび中精度GPS:長時間のトレーニングセッションにおいて、V800の電池残量を維持できます。省電力モードでは、GPSデータは、60秒間隔で記録されます。また、中精度モードでは、30秒間隔で記録されます。間隔が長いほど長時間にわたって記録できます。省電力モードまたは中精度GPSモードを使用する場合、位置ベースオートラップ、オートポーズおよびルートガイダンスは使用できません。また、ストライドセンサーがない場合は、ランニングインデックスを使用できません。そして、ストライドセンサーまたはスピードセンサーがない場合は、レースペースを使用できません。。
  • 傾斜:トレーニング セッション中に傾斜を確認します。上り/下りの傾斜度はとパーセンテージとレベルで表示されます。高精度GPS モードでのみ利用できます。

省電力モードを使用する場合、GPSデータは高精度モードほど正確ではありません。 省電力モードは、10時間を越える長時間セッションの場合のみの使用をお勧めします。

サイクリング中に省電力モードを使用すると、現在の速度は表示されません。

Polarストライドセンサー Bluetooth®SmartまたはPolarスピードセンサー Bluetooth®Smartのいずれかを、GPSをオンに設定した状態で使用した場合、速度と距離のデータはGPSではなく、ストライドセンサーまたはスピードセンサーから取られます。 しかしその場合でも、ルート情報はGPSからのデータを使用します。

GPSのパフォーマンスを最大にするため、V800は手首でディスプレイが上を向いた状態で装着してください。 V800上のGPSアンテナの位置の関係から、ディスプレイを手首内側に向けた状態でのトレーニングはお勧めできません。 V800をバイクのハンドル上に装着する場合も、ディスプレイが上を向くのを確認してください。